外反母趾とは足の親指が小指の方に曲がっていく症状で、まず足の指の付け根の幅が広がる開張足になり、次に親指が内側に曲がります。
曲がる角度が25度以上になると痛みが出やすくなります。治療法としてはテーピング法、運動療法、インソールを併用した治療、サポーターや矯正装具を付ける、フットケアなどがあります。
母趾が曲がっている所に骨棘という鋭く尖った出っ張りが出来、指の神経を圧迫している場合には手術による治療を選択することがあります。
外反母趾の手術はすでに18世紀後半から行われており、その術式はなんと100種類以上にも及びます。
これだけ多くの手術法があるということは「つまり、良い手術がないからだ」と言う人もいますが、個々の症例に応じて手術法を選択しているということと、非常に難治性であるともいえます。最も多く行なわれている手術法は、親指の中足骨という骨の一部を切って親指の角度を矯正するものです。
手術時間は約40分、1週間〜10日間の入院が必要です。なお、手術は健康保険が適用されます。外反母趾の手術で名医といえば高田馬場病院整形外科の町田英一(54) 医師が「神の手」と呼ばれ有名ですね。
外反母趾の原因は足に合わない靴を履いているから、特に女性がハイヒールやデザイン重視の細い先のとがったパンプスを履くからという意見が圧倒的でしたが、最近は子供や男性にも多く発症しています。子供ではバレエのトウ・シューズを履く際の立ちクセにより足の指が曲げられ、人差し指の下に親指を巻き込んでいるという例もあります。
これらの理由から、原因は無意識で行っている悪い生活習慣や遺伝性なども原因で外反母趾が発症しているということが言えます。外反母趾を予防するには裸足で歩くことや、下駄やサンダルなどの鼻緒のついた履物を履くこと、さらにタオルを足裏を使って手繰り寄せる運動や、ゴムひもを両足の親指にひっかけて引っ張るといった運動を行うことなども、足の筋力を鍛える効果があり有効です。
また両足を揃えて膝を開かないように爪先立ちをし、そのまま5秒維持する。これを10回、朝晩繰り返すなど。軽度の外反母趾の人にも改善効果があり、これで「治った」という体験談もあります。ただしある程度進んだ症状の人にはかえって悪影響を及ぼす可能性もありますので、注意が必要です。専門医の指導のもとで行なって下さい。
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最終更新日 2008/11/30/です。