巻き爪は爪の両端が皮膚との境にめり込み巻き込むような形になったもので、足の親指に多く見られます。歩く際に痛みが走り、さらに症状が進むと皮膚に食い込んで炎症を起こすようになり、出血や化膿を起こすこともあります。これを「陥入爪」といい、皮膚科や形成外科などで治療を受けなければ治りません。
ただ軽度の巻き爪の場合は自分である程度ケアすることが出来ます。口コミで一番多い対処法はコットンパッキングです。風呂上りなど、爪や皮膚が柔らかい時を狙って、米粒ほどの大きさの乾いた脱脂綿を爪が食い込んでいる肉の部分に挟み込みます。少しずつ詰める脱脂綿の量を増やしていき、爪が肉に当たらないようにすることで痛みをなくすのですね。
また、ちょっと見栄えはよくないのですが、巻き爪のカーブがきついところに眉用ハサミなどで縦に切れ目を入れ、1mmくらいの隙間が空いたV字型にしておくと、その隙間のほうに両端の爪が寄せられてきて湾曲がましになったとか。ただストッキングなどが引っかかるので、女性にはおすすめできないかもしれませんね。
病院での治療法は矯正と手術があります。多いのがワイヤー矯正法で、なかでもVHO式と呼ばれるものは爪の両端に2本のフック状のワイヤーをひっかけ、真ん中で3本目のねじ曲げたワイヤーで両端のワイヤーを持ち上げて巻き込んだ爪を開くというものです。
東京両国にあるあしのクリニックでは巻き爪・フットケア外来という専門窓口があり、こうした治療を行なっていることで有名です(NHKの番組でも取上げられました)。その他マチワイヤー法という、爪の表面に小さな穴を開けてワイヤーを通し引っ張って矯正する方法や、B/Sブレイスというファイバーグラスを貼り付けて矯正する手もありますが、いずれも治るまでに時間がかかります。
とにかく早く何とかしたいという方には手術という選択肢がありますし保険も適用されます。しかし手術は爪を切除し部分的に生えてこなくさせるものが多いため、爪の幅が狭くなり余り見栄えがよくないという欠点は否めません。
意外に思われるかもしれませんが、赤ちゃんでも巻き爪になることはあります。
原因は爪切りで、深く切りすぎた場合にありがちなことだそうです。子供や大人にも通して言えることですが、爪が巻くからといって短く切りしすぎるのは逆効果です。
少しは白い部分を残しておく方がよいのと、両端を丸く切らずスクエアに切ったほうが巻き爪の予防対策としてはいいようですね。
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更新日は2008年11月30日です。